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パソコンで香りを作る「アロマジュール」は何をもたらすか
 「感性市場」戦略の一環としてNTTコミュニケーションズが発表した「香り通信ポータル」は近い将来、市場での「香り」の使われ方に変革をもたらすかもしれない。

 RBB TODAYによると、NTTコミュニケーションズは11月17日、パソコンで香りのエッセンスを調香して楽しむ装置「アロマジュール」のための香りレシピをダウンロードできる「香り通信ポータル」を開設した。今回のサイトの立ち上げはOCNと連動し感性に訴えかけるサービスを開発しているということで、同社の進めている「感性市場」戦略の一環だということだ。

 当初、「アロマジュール」という装置はアロマ愛好家の人が趣味で自由に製油を調合して香りを楽しんだり、アロマテラピーのために使われるだけのものだと思っていたのだが、NTTコミュニケーションズの発表を聞くとこの装置はただの芳香発生装置というものではなく、人間の感覚に訴える新たなコミュニケーションツールとしての利用が考えられて大変興味深いと思った。

 僕は海外に行くと、飛行機を降りた瞬間に感じた香り(臭い?)をその国のイメージとして記憶することがよくある。例えばバリやハワイは南国の花の香り、中国や香港は中華料理の何かの香り、イギリスは古い本の香り、オランダやベルギーは広い放牧地の草の香りといった具合だ。
 ちなみに日本はというと、なぜか海外から成田空港に降り立つと必ず蕎麦屋の汁の香りを感じて、”日本はしょう油の香り”というイメージが強い。僕はまだ行ったことがないのでわからないが、”韓国はキムチの香りがする”というのはよく聞く話だ。

 このように国のイメージだけではなく、人のイメージにも香りが結びついている。

例えば家族には家族一人一人の香りがあるし、恋人と同じ香水をまとった人と街で通り過ぎたりすると、「ああ、あの人と同じ香りだ」と思ったりする。
 自分にとって好意をもっている人の香りを嗅ぐと、その香りを嗅いだ瞬間に良い気持ちになったり、癒された気分になったりする。これほど香りは人の中に強力な感覚を与える。

 香りをコントロールして、その香りを嗅いだ人に対して自由にイメージを与えることができるのなら、それは企業の広報活動にも有効だということになる。企業はヴィジュアル広告で自社のイメージや商品のイメージを演出し、消費者に対しての好感度を印象づけようとする。消費者は視覚的に入ってくるイメージによる仕掛けでその企業や商品を認知するとともにその企業に好意を持ったり、商品の購入衝動をかき立てられたりする。

 一時期、芳香発生装置を映画館に設置して映画の場面と連動した香りを出すことで、より臨場感を高められるといったような話があった。しかし僕はそれには多少無理があると思った。何故なら映画のある場面の中で香りを発生させたとして、物語が進行して違う場面になっても場内にはいつまでも先ほどのシーンの香りが残っているというのは不自然に思えたからだ。それに臨場感を出すために香りを使うというのなら、それは必ずしも観客にとって良い香りではない可能性もある。それだけの為にとても余計な経費を割くだけの価値は得られないと思っていた。

 しかし、今回のNTTコミュニケーションズの発表による「アロマジュール」という装置を使った芳香にはアロマの新しい使い方と効果を期待できそうだ。まずパソコンと繋げて使う装置なので、ネットと連動させることができる。これは発表にもあるように、ある決まった香りのレシピを不特定多数の人へ同時に届けることが可能になる。この装置にサーバー機能を持たせて単体で動作させることができるようになれば、もっと使い勝手が広がるだろう。

 企業のデモやイベントの際に全国で一斉に同一の印象的な香りを会場に漂わすことをしたり、ある広告スペースで新商品と一緒に常に一定の香りを漂わすことで全く新しいイメージによるコミュニケーションを展開することもできる。
 
 今の印刷技術では香りの成分をカプセル化したものを媒体に印刷することもできるため、香りによる連動広告というものを展開させることも可能だ。このようにコンシューマー向けというより、企業での商用利用や、病院・役所・美術館など香りを漂わすことで効果のありそうな公共での利用が可能なようにネットワーク化できるようにしたものが開発されると新しい公共スペースのカタチが見えてくる。

 家庭での利用もネットワーク化されるとかなり使い勝手がよくなるはずだ。インターネットに繋いでおくだけで契約者の家庭内に定期的に季節やシーンをイメージしたレシピで「香りの配信」を行うことができればビジネスになる。
 一ヶ月に一回レシピ作成用の製油を届けて、お客が自分の好きな香りに調香してもいいし、ネットに繋いでおいて自動で香りを振りまくようにしてもよい。定期的に花を購入している店舗に一ヶ月の花代より安く製油のボトルを届けることができればそこそこ引き合いはありそうだ。「アロマジュール」の本体の価格はまだ一括購入するには抵抗感があるので、これも買い取りではなく一ヶ月ごとのレンタルにすればよい。

 公共スペースに次いで家庭でも香りの利用が進化すると、香りで企業のイメージを刷り込むことも可能になるだろう(この香りを広告イメージに使っているのは○○社だとか)。視覚的な色で企業のイメージを印象づける方法はかなり昔から既にある。コーポレートカラーというのものだ。これからはコーポレートフレグランスというものが登場して香りで企業をイメージする時代が来るのかもしれない。
 そういう時代になったら視覚的デザインを行うグラフィックデザイナーがたくさんいるように、香りのデザインを行う調香師になる人が急に増えちゃったりして。




 今回のネタから香りがらみでおすすめの本があります。
香水ーある人殺しの物語ー」です。
主人公はジャン・バティスト・グルヌイユ。
 彼は超人的な嗅覚を持ちながら自分にはまったく匂いがないという謎の男。
その彼が究極の香りを持つという少女を追い求めていくうちに事件が起こり…。
っていう話ですかね。18世紀のフランスが舞台なのですが、
その退廃ぶりというか、世界の澱んだ感じと主人公の無色透明無味無臭の潔癖ぶり
との対比が見事です。
 
 もう、ずいぶん前に出版された本ですが、お求めやすい文庫サイズで出てますね。
僕は80年代後半に当時ハードカバーで購入しました。
「隠れたベストセラー」と書かれた帯が付いていたんですが、
読んでみてこれは本当に隠れたベストセラーだなあ
と感動していたら、どこの本屋さんでも結構売れていたみたいで
「あまり隠れていないベストセラー」だと後で気づきました。
本のボリュームは結構あるのですが、ぐいぐい引き込まれてすぐに読めてしまいます。
著者はパトリック・ジュースキント。80年代にドイツで戦後最大のベストセラーとなった本です。
 
 今回何でこの本をおすすめするかというと、この本の中の話で香水の事がとにかく
精製の事から何から事細かに書かれていて、いつのまにか香水のことに詳しく
なってしまうという一面もある本だからなんです。

 映画「ラン・ローラ・ラン」や「ヘブン」のドイツ人監督Tom Tykwer(トム・ティクヴァ)監督が、映画化を発表しました。予定では今年の夏くらいから撮影に入っている
はずで、主人公のジャン・バティスト・グルヌイユにはベン・ウィショー(BenWhishaw)
その他にダスティン・ホフマンやアラン・リックマンも出演予定らしい。
これだけ人気の本がやっと今頃になって映画化で撮影って、最近にしてはずいぶん時間が
かかってますね。何ででしょう? 
日本での公開が発表されたら、また話題になること間違いなしの本ですね。
映画の方も楽しみです。


香水ーある人殺しの物語


香りの世界をさぐる

香りのおすすめ本





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テーマ:アロマ - ジャンル:ライフ

この記事に対するコメント

シカゴノ若鮎さんTBありがとう。
こちらからもTBさせて頂きました。
また見に来てくださいね。
【2005/11/23 10:48】 URL | 脳内飛行士 #- [ 編集]


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