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米アマゾン驚きの新サービス発表。出版業界に革命か!
米アマゾンの新サービスがまた発表された。11月4日のHOTWIREDのニュースによるとサービスは2つ。「アマゾン・ページズ」と「アマゾン・アップグレード」だ。
11月1日に同社の「Search Inside」の日本版「なか見!検索」が始まったばかりだが矢継ぎ早の発表となった。

「アマゾン・ページズ」は本自体を買わずにページの必要な部分だけをネット上で読むことを可能にするサービス。書籍の実物は手にできないが、アマゾン社のウェブ上でページの画像を閲覧する権利を買うというもの。
「アマゾン・アップグレード」は買った本は自宅に置いたまま、ネット接続可能な場所ならどこからでもアマゾンに接続して閲覧できるというもの。それが本の価格の一割ほどの追加料金で利用できるようになるようだ。もう、部屋に本棚はいらなくなりそうだ。

 はっきり言ってこれは凄いことだ。リアル店舗の本屋では絶対にできないことをやってのけたといっていい。自分の店先の本をページごとにバラ売りをするという行為は製本された本では無理だ。仮にやったとしてもその後の仕入れで、問屋に「すみません。バガボンドの第21巻の61ページから83ページまでと、吉本隆明の共同幻想論の文庫本のあとがきだけください。」などとは発注できない。
今回のアマゾンのサービスは出版物のデジタル化を加速させる起爆剤になるかもしれない。

 そしてこのことはまだあまり騒がれていないが、
これからの出版業界そのものの流れを大きく変えることになるだろう。記事では ”出版社によっては、ばら売りを認めない可能性があるが、大方は計画に好意的とみられる。新サービスは、図書館でコピーしていた読者を、便利なオンライン購入に導く可能性があるが、本を一冊丸ごと買う人が減ってしまうリスクもありそうだ。”と書かれているがとんでもない、このサービスに対応できない出版社はこれからは生き残っていけないだろう。
 
 今どきオンラインミュージックストアで「曲は一曲づつでは売れません。アルバム単位で買ってください。もしくは、アルバムでも買えません」では意味がない。「ばら売りもできて、丸ごと一冊分のオンライン本も売る」ということができない出版社の本はこれからの時代はお話にならないだろう。

どういうことか説明すると、現在出版されている「本」や「雑誌」という媒体そのものが既に古いのだ。製本過程での話をすると、現在活版で作られている本以外は中身は全てコンピューターで作られている。文章はテキストデータ、写真はEPS、JPEGデータなどだ。それらをレイアウト・編集ソフトを使って作られている。

 毎週売店で売られている雑誌などは制作過程で印刷される前に既にモニター上では全て出来上がっているのだ。そのデータをわざわざコンピューターからオフセット印刷する為に分版出力して紙というものに印刷して、製本断裁して、それぞれの流通経路を通って店頭に並べられているのだ。

 数年前までのように手で切ったり貼ったりした版下を作り、入校・印刷した後で校正が
出てきてそこで初めてページ内容を完成形で見ることができる、などということはしていないのだ。その雑誌に載っている広告も全て、雑誌に印刷される前段階で既にモニター上では完成している。つまり製本、印刷、流通というもののコストと紙代が紙媒体には余計に上乗せされているのだ。

 確かに紙という媒体は便利だ。好きな時に好きなように見ることができて、必要なければすぐに捨てることができる。それを見るために余計な機械も必要ない。僕は現在の紙媒体を否定するわけではないが、現在これ程情報の多様化と即時性が求められおまけにエコがどうとか叫ばれているなかで、わざわざ余計な時間とコストをかけた上でなおかつ不便なものに縛られている状態に大きな矛盾を感じずにはいられない。

 これからの消費社会の中ではデジタル化したものをさらに余計にコストと手間をかけてアナログ化して作られるものは、高級品になってしまうだろう。近い将来、本や雑誌も印刷されたものは「やっぱり、紙の質感っていいよね」なんてノスタルジーの世界になるかもしれない。

 ところで、今つくられている本・雑誌の類はほとんど全てがコンピューターで作られているという話を先ほどしたが、この工程で作られた本のデータは写真データの量により多少上下するが、軽いテキストデータのみなら数十キロバイトから数百キロバイト。少々重めで全部のページを写真データにした単行本くらいで数メガバイトから数十メガバイトだ。CD一枚分の音楽データをMP3ファイルにするとおよそ50~60メガバイトということを考えると、これがデータ量として考えたらどれ位少ないことかわかるだろう。

 先ほどコンピューターのモニター上では中身を完成形で見ることができるといったが、この本のデータはPDFファイルという形で一冊の本をたった一つのドキュメントファイルに出力することができる。このファイルをドキュメントビュアーで開けば中身は印刷されるものと一緒のものを見ることができる。

 このような形のデータにした本や雑誌をオンラインで売って成功している出版社は日本ではまだない。理由はいろいろ考えられるが恐らくインフラ面や著作権保護システムの構築などがまだクリアできる状態じゃないというのが大きいのだろうが、これらがクリアできてなおかつそれらのコンテンツを見るためのビュアーの開発・販売が始まればあと数年のうちに瞬く間に出版の世界が変わるだろう。
(新しい本や雑誌のコンテンツを見るためのビュアーの話や本屋の話はまた別の機会に詳しく書こうと思う。)ヘンテコな独自のファイルフォーマットを開発したり、動画再生にばかりこだわった二番煎じ製品を後追い開発ばかりしている会社はいつまでたっても一番にはなれない。日本のメーカーももっと考えた方がいい。そして、出版業界もうかうかして波に乗り遅れるとせっかくのビジネスチャンスを全て外資系に押さえられてしまうだろう。

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